ATでも積極的にシフトチェンジを

エンジンブレーキを使うとホントに燃料を消費する

とある自動車雑誌の若い編集マンの運転するクルマに同乗したとき、「坂道でブレーキを踏みながら下りていかないと、エンジン回転数があがって燃料を消費してしまうんですよねえ」と、じつにこつけいなことをいわれたことがある。

 

当然クルマをちょっとでも知っている人であれば、「なにをパカなことをいっているんだ。

 

アクセルを踏まなければ、燃料は消費しない」と、思、つだろう。

 

しかし、彼は教習所ではMT車を乗っていたことがあるのだが、免許をとってからはAT車しか乗ったことがないとのこと。

 

だから、とんでもない勘ちがいをしていたのかもしれない。

 

坂道ではシフトの選択がカギになってくるのだ

 

たとえばATの場合、シフトレバーを「2」のレンジに固定して坂道を下
ると、大きなうなり音とともにエンジン回転数も高くなりスピードも上昇する。

 

だが、勾配を下るエネルギーとエンジン抵抗のバランスがつり合ったと
きから、まるで回転計の針が固定されたように止まり、クルマが何かに引っぱられているようにそれ以上はスピードが出なくなるはず。

 

それが誰もが知っているエンジンブレーキの効果であり、ガソリンを爆発させていないエンジンが無理やりに因されている「抵抗」なのである。

 
つまり、エンジンブレーキをきかせるというのはエンジンに送る燃料をカ
ットし、エンジンが回らないようにすること。

 

したがって燃費にもいいし、クルマを安全な速度で走らせることができるのである。

 

では、上り坂を登る場合はどうだろシフトレバーを「3」や「2」のレンジに固定して走るほうが、燃料の消費量が上下せず燃費走行につながる。

 

もう少し詳しく説明すると、エンジンは回転を上昇させる「過程」でもっとも燃料を消費するので、ATまかせに坂道を登って行くと、カーブなどでアクセルオフにした瞬間に高速(重い)ギヤに入ってしまい、極端に回転を落とすことになる。

 

とうぜん、車速も失速した状態から加速態勢に移るわけだが、アクセルを踏み込むたびにATが変速をくりかえす運転が、燃費にいいわけがないのは納得いただけるだろう。
AT車での究極の登坂方法は、シフトを勾配に合わせて選択し、2リッタ
ークラスのクルマなら回転数は2500~3500回転。

 

つまり、最大トルクの発生回転数に固定したドライピングをすることが、いちばん効率もよく燃費走行といえる。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>